2013年11月5日火曜日

梼原の龍馬像

制作過程にびっくり
龍馬の裸を作り、その上から着物を重ねる

2013年10月12日、大洲史談会の梼原現地研修に参加。内容は梼原地区の坂本龍馬脱藩の道の研修です。講師は、龍馬脱藩の道を解明し、『坂本龍馬脱藩の道を探る』と『歩いてみよう坂本龍馬脱藩の道』を出版された村上恒夫先生。

今回の研修で注目したことは、維新の門群像にある龍馬像の制作過程です。「はじめに龍馬の裸を作り、その上から着物を重ねて作り上げた」と村上恒夫先生は説明された。私は思わず“え~龍馬の裸の原型を作る?その上から着物を着せる?” 銅像作家のこだわりと制作過程の緻密さにびっくりした。

この銅像の制作者は、銅像作家・濱田浩造(はまだこうぞう)氏である。濱田氏は1940年9月15日高知市生まれ。日本大学芸術学部卒業。彫刻家の父、川島三郎氏の「吉村虎太郎像」(津野町)作りを手伝ったことをきっかけに、岩崎弥太郎(安芸市)、お龍・君枝姉妹像(芸西村)、維新の門群像(梼原町)、ジョン万群像(土佐清水市)、長宗我部元親(高知市)など、銅像を数多く作り上げた彫刻家。2001年5月4日 60歳で亡くなる。

梼原の龍馬像(中央)

村上恒夫先生

参加者に説明される村上先生

少し坂本龍馬脱藩の道を歩く

国境・韮ヶ峠で記念撮影

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